セロトニン症候群
セロトニン症候群はうつ病の人に多い病気です。

「セロトニン症候群って何?」
「どういう原因でなるの?」
「治療方法はある?」など
多くの方が感じている疑問をご紹介していきます。

 

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セロトニン症候群って何?その原因とは?

セロトニン症候群とは抗うつ薬の重大な副作用の1つと
言われていて、脳内のセロトニンの濃度が高すぎる事で
起こる症状の総称
を意味します。

セロトニンは精神を安定させ、気持ちを落ち着かせる
働きがあります。

そのためセロトニンが不足してしまうとうつ病や不眠症などの
精神疾患に陥りやすくなってしまいます。

そこで、うつ病の方は精神を安定させようとセロトニンの分泌量を
増やすための投薬を行うのです。

しかしこのような投薬の副作用によりセロトニン症候群になって
しまう可能性があるので十分に注意が必要です。

セロトニン症候群の原因として、

  • うつ病の方がよく飲んでいる抗うつ薬であるSSRIの過剰摂取
  • その他の薬との併用

などが原因で発症すると言われています。

 

こんな薬の服用は慎重に!

セロトニン症候群の原因薬剤は抗うつ薬が最も多いと
言われています。

 

●一般にSSRIと呼ばれている選択的セロトニン再取り込み阻害薬
フルボキサミン、パロキサチン、セルトラリン)で
起きることがほとんど。

●難治性パーキンソン病で使われる塩酸セレギリン

●抗不安薬、睡眠薬などで使われる炭酸リチウム

●サプリメントのセレンジョーンズ・ワート

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これらの薬を複数併用して飲んでいる方や他の薬と同時に
飲んでいる方は十分に注意してください。

セロトニン症候群は複数の投薬併用時に起こりやすい
言われています。

通常に服用した場合ですとセロトニン症候群の発生率は低いと
されていますのでしっかりと用法・容量は守って正しく服用しましょう。

セロトニン症候群

 

こんな症状が現れたらセロトニン症候群を疑って!

セロトニン症候群になると3つの主神経系に影響を与えます。

「自律神経系の症状」

  • 発熱
  • 発汗
  • 下痢
  • 脈が速くなる

 

「精神系の症状」

  • イライラ感
  • 不安感
  • 興奮
  • 混乱

 

「体神経系・筋肉の症状」

  • 手足や眼が勝手に動く
  • 体が固くなる
  • 震え

 

セロトニン系抗うつ剤を服用して数時間以内にこれらの症状が
複数現れた場合はセロトニン症候群の可能性があります。

服薬を止めれば24時間以内に症状は消えていきますが、
悪化すると錯乱状態になったり昏睡状態に陥ります。

まれに横紋筋融解症や腎不全などの重篤な病気へ
進行してしまうケースや最悪の場合、体中の臓器が
機能不全になってるケースもありますので
症状が現れたらすぐにかかりつけの医師や薬剤師に
連絡をし、受診してください。

自分で判断するのは非常に危険です!!
必ず医師や薬剤師の指示に従いましょう!!

セロトニン症候群

 

セロトニン症候群の治療方法

セロトニン症候群と診断されたら治療を行いますが、治療方法は
症状の程度によって変わってきます。

軽症の場合

  • 原因薬剤の投与を中止する
  • 体を冷やす

重症の場合

  • 症状に対する拮抗作用のある薬物を投与する

 

などの治療を行います。

セロトニンは精神の状態を落ち着かせる働きがあるため
不安な気持ちを落ち着かせるために過剰に摂取したり
他の薬剤と併用する方がいます。

しかし、自己判断でそのような投薬を行うとセロトニン症候群を
引き起こし、さらに辛い状態へと進んで行きますので
抗うつ薬などを摂取する際は十分に注意し、
決められた用法・容量を守ることが大切です。

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